信州の背中をあたためる防寒着『ねこ』バンダルダイ 蘇芳×玉葱(蒸し染め)
¥17,900 税込
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木曽の冬の防寒着『ねこ』
ねこは信州の厳しい冬を過ごす、袖なしの半纏で背中に背負う古くから伝わる防寒着です。
養蚕が盛んだった地域のため、出荷できない繭で絹の真綿を作って、着物の古布ともめん綿で家族のためにひと針ひと針縫われていました。
真綿は薄いけど軽くて温かく、ねこを背中に背負って少したつとじんわりと優しい温かさに包まれます。
背負い初めの秋にはほんわり暖かさが嬉しくて、冬になると背負っていないと背中が寒くて落ち着かない。
表と裏の材質にもよるけれど、背中に背負って軽いので背負っていることを忘れてしまう、
背負う形なので手作業の邪魔にならない、
そんな働き者の山の暮らしの中から生まれた昔ながらの働く防寒着です。
本来ならば、ねこは着物の表地裏地を使って作られます。
私たちも着物地も使わせて貰ったり、服を作った際の端切れで製作したりもしています。
昔ながらの和柄の着物生地のねこも大好きだけど、てとてびとでは服としての要素や冬の装いを彩るポイントになるものを製作したいと思いオリジナルのねこをはじめました。
縫子さんたちとひと針ひと針を縫って柔らかくて優しいねこが誕生します。
【ねこの生地について】
服の端切れを使ったものと、着物の絹の反物から作ったもの。
縫い子さんのお母さんが手織りで織ったものだったり、中々出番がなくなった白い絹の反物を分けて下さったもので、大切にとってありました。
出来るだけ無駄にしたくないと思っていたのでねこを製作するのにはぴったりでした。
ねこは殆ど無駄になる部分が出らず、絹は吸放湿して温かく、体温調節もしやすく、服と服の間に着ても滑りもよく響きにくいため丁度よいのです。
端切れの生地は薄手の綿、裏にはインドで購入した絹の生地、どちらもとても軽いので、こちらは背負った時にとても軽ろやかで、背負っているのも忘れるほどでどちらもそれぞれ魅力があります。
染めは植物の蒸し染めで製作していて、今回は和の着物生地のイメージとは違う可能性を表現しています。
【着方】
背中に背負って着ます。
一番外側に着たり見えてもかわいらしいように、と思って製作していますが、空気の層になる様に着るとより温かさを感じていただけます。
カーディガンやアウターなどの服の間に着ていただくのがお勧めです。
品質:表地/絹100% 裏地/綿100% 中綿/絹(真綿)100%/木綿わた100%
染色:蒸染 蘇芳×玉葱染
サイズ:F
丈 約64㎝
巾 33㎝
※紐は若干の調整が可能です。
サイズにはバラつきがありますのでご了承ください。
モデル:158㎝
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